【注意喚起】リチウムイオン電池が発火する理由と対策

ニュースで「モバイルバッテリーが発火」「電動自転車が炎上」などの事故を耳にしたことはありませんか?

リチウムイオン電池がなぜ発火するのか? そしてどうすれば安全に使えるのか?をまとめました。

🔥 なぜ発火するのか? 2つの主な原因

① 内部短絡

落下させてしまう、経年劣化、品質の悪いものを使用すると、電池内部の正極と負極で短絡が起きて大量の電流が流れ、発熱・発火のリスクがあります。特に安い製品だと、安全設計が甘いこともあるので要注意です。

②高温環境での使用・保管

直射日光の下や車内など、40℃を超えるような場所での使用や保管は非常に危険です。電池内部が不安定になり、膨らんだり、発火したりするリスクが高まります。

✅ 安全に使うための対策3つ

1. PSEマーク付き製品を選ぶ

安価なノーブランド製品は安全回路がないことも。日本で売られている電気製品には、安全性を示す「PSEマーク」が付いているものがおすすめ。安いノーブランド品だと、安全を守る回路がなかったりするので、火事の原因になりかねません。PSEマークは「安全の証」、しっかり確認しましょう!

2. 衝撃を与えない/落とさない

ポケットから落としたり、カバンの中でガンガンぶつけたりすると、見た目は大丈夫でも電池の内部が傷ついている可能性があります。なんか変だな、と思ったら、すぐに使うのをやめてください。

3. 高温多湿を避ける

夏の車内や直射日光が当たる場所に置きっぱなしはNGです。特に真夏のダッシュボードなんて、80℃以上になることもあります。 涼しくて乾燥した場所で保管・使用するのが鉄則です。

まとめ:便利さの裏にある「危険」を理解しよう

リチウムイオン電池は非常にエネルギー密度が高く、使い方を誤ると危険を伴います。とはいえ、正しく扱えば安全で便利な技術です。以下のポイントだけ覚えておきましょう

  • PSEマーク付き製品を使う
  • 高温や衝撃を避ける
  • 異常を感じたらすぐに使用を中止する

もし「電池が膨らんでる」「熱い!」なんて異変を感じたら、すぐに使うのをやめて、自治体のルールに従って適切に廃棄してください。

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