EVの充電器について

普通充電器は、電気自動車やプラグインハイブリッド車(PHEV)を充電するための設備です。急速充電器(50kW以上)と比べて充電速度は遅いですが、設置コストが安く、家庭や職場、公共施設などでよく使われます。急速充電器は政府のEV推進政策により、全国で約2万基以上(推定)設置されています。

充電器の比較

項目普通充電器急速充電器
出力3〜6kW50〜150kW以上
充電時間6〜12時間20〜40分(80%)
主な用途自宅・長時間駐車外出先・短時間
設置コスト低い高い

普通充電器の特徴

充電時間

  • 家庭にあるAC200Vで1時間に3kwhなので、日産リーフ40kwhですとフル充電に約13時間かかります。
  • また日産SAKURAだと20kWhのバッテリーを持つので、約6時間で満充電になります。

電圧と電流

  • 日本では主にAC200Vを使用。
  • 家庭用のコンセント(100V)でも充電可能ですが、専用充電器(200V)の方が効率的です。

コネクタの種類

  • 日本では主に「Type 1(J1772)」が標準規格。
  • ケーブル付きの充電器と、車両側のケーブルを使うタイプがあります。

下記リンクからグラフを抜粋させていただきました。

急速充電器の特徴

充電時間

  • バッテリー容量の80%までを20〜40分程度で充電可能。
  • 例えば、50kWの急速充電器で40kWhのバッテリーを充電する場合、約40分で80%(32kWh)まで回復します。
  • 80%以降は充電速度が落ちるのが一般的(バッテリー保護のため)。

電圧と電流

  • 高電圧(通常400V〜800V)で動作。
  • 日本では50kWが標準的で最近だと90kw以上のも増えてきました。

コネクタの種類

  • 日本では主に「CHAdeMO(チャデモ)」規格が主流。
  • テスラは独自の「スーパーチャージャー」を使用(アダプターでCHAdeMO対応も可能だが50kw以下に制限される)。

下記リンクから充電器のコネクタ例、のグラフを抜粋させていただきました。

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